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まほらば 〜Heartful days
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読み仮名: まほらばはーとふるでいず / 英語タイトル: Mahoraba
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1
] 2005/06/29
とても良い
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by
おきゃん
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3874
やられた・・・なんともテンポの悪く面白くない第1話〜4話までの内容が最終回に
こんな形で繋がってくるとは。しかも最終回が1時間スペシャルだと知らずに
いつも通り自動キャプチャ時間は30分で。そんな訳で、別に寝る間を惜しんだ訳じゃない
のですがリアルタイムで見ながら手動キャプチャに切り替えなきゃいけないはめに(笑)。
そして、またまた涙、涙なのでした。
もう最終回はネタバレを避けたらなにも書けない訳で、まだ見てない人には御免なさいです。
突然の警察からの電話で「隆士の事故」を知らされた梢はショックのあまり本来の人格が
心の底に閉ざされ、その他の人格が目まぐるしく切り替わるという事態に。いままでにな
梢ちゃんの異常事態に珠実ちゃんは隆士に責任を問い詰めます。
第22話の梢ちゃんの「当たり前だと思っていたことは特別だったんですね」という台詞が
非常に重要なキーワードでした。悲しい過去(両親の死)によって、当り前の日常が突然
崩れ去る恐怖・不安を梢ちゃんは常に抱いていて、いつも不安定な精神状態にあったのですね。
梢ちゃんの「すず」が両親の大切な思い出であると同時に悲しみを思い出す引き金にも
なっていて、精神的なショックを受けると人格が入れ代わり不安を紛らわす。親友の
珠実ちゃんはそんな梢ちゃんを一番理解していて影で支えたきたことも明らかになりました。
その珠実ちゃんを以てしても解決できない状況。そのとき隆士のとった行動は・・・・・。
この作品の当初から登場する「隆士の描くへんてこな絵本」の断片が見事に繋がりました。
治療って医師が医学的で専門的な処方をすることだけではないと思います。勿論、正しい知識や
状況認識もなく適当な手当をすることは危険なことです。しかし、親しい人間だからこそ
出来ることがあると思います。鳴滝荘の住人は梢ちゃんの状況を正しく理解していたと思います。
このお話のハッピーエンドは奇跡や偶然や運だけではなく住人たちの梢ちゃんを思う心と、
自分たちが出来ることをした必然の結果だと思います。最後は一つの人格への統合というより
それぞれの人格を内包しつつ精神的な安定を得た、とわたしは理解しました。ちょっと感動!!
これからも個性的で欠陥だらけの住人たちがわいわいと支えあって生活していくことでしょう。
とても良いラストでした。ちょっと涙腺が緩みました。
終わってみると、梢ちゃんの声は新井里美さんで大正解だった思います。その他のキャストも
ぴったりで満点です。後半、油がのって調子が良くなってきたところでの最終回はとても残念。
作品全体のクォリティも標準以上ですし、ストーリーも序盤の展開の悪さを差し引いても
トータルでは良心的な良い出来だったと思います。
気になっていたエンディングのお姫様もちゃんと「勇者様」「踊り子」「妖精」「魔法使い」に
なっていました。最後の最後までやられました。
ということで最高!に近い「とても良い」と思う評価です。
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