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MUSASHI 〜GUN道〜


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読み仮名: むさしがんどう / 英語タイトル: MUSASHI -GunDou-
注意: これはアニメ版。その他メディアのページ
ドラマ:武蔵〜MUSASHI〜

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[獲得推薦数:2] 2006/11/01 とても悪い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by 柳生 評価履歴[良い:53(76%) 普通:4(6%) 悪い:13(19%)] / プロバイダー: 20829 ホスト:20696 ブラウザー: 3646
その圧倒的なクオリティの低さで話題になったモンキーパンチ原作の作品です。
ギャオでは来週最終回ですが、一足早く評価をつけたいと思います。

□良かった点
○声優陣の演技
パッと見、というか視『聴』してみて及第点を挙げられる唯一の長所です。
失礼ながら一部のメインキャラを除き、ほとんど知らない声優さん達ですが、
なかなかキャラにあっていたと思います。非常に優れている…とまでは言いませんが、
少なくとも『場』から浮いている演技はなかったように思います。

○原案の魅力
上記が『パッと見』で気づく事実なら、これは『じっくり見る』事で気がつく事実であると
いえるでしょう。あまりにもその他の要素が酷すぎる(作画・音響・脚本etc.…)
ため私も見落としそうになりました。

よくよく設定を見直してみると、それなりに面白いものはたくさんあります。
『徳川』ではなく、『豊臣』の時代となってしまった捻じ曲がった歴史。『二刀流』ではなく
『二丁拳銃』である主人公ムサシ。そのムサシが真田幸村の部下である真田十勇士と戦うなど、
設定だけでなくストーリー的にも面白いものはありました。残念なのは、先に申し上げたように
脚本や作画等の乱れがあまりにもひどいため、それらが生かされなかったことですね。

□悪かった点
×良い点以外の点すべて。

『その映像を見て、どんな場面なのか分からない。』

MUSASHIを見ていると、非常によくこの現象に陥ります。これはストーリーの流れが理解できないと
いう訳ではなく、『キャラはなにを思っているのか?このシーンはシリアスなのか?』といった
雰囲気がつかめないということです。

まず作画。本作を代表する要素といっても過言ではないです。ただし『最低』という意味で。
キャラの絵が崩れているのは日常茶飯事、これは止め絵であっても例外ではありません。
さらに言えば、シーン的にはシリアスなのに笑っていたり、逆であったりと非常に混乱します。
どちらが本当に正しいのかは分かりませんが、おそらく映像よりも音声に集中した方が
正確かと思います。そして動き出せば30年、いやそれ以上前のアニメかと思わせるほどの
カクカクとした動き。明智光秀の銃乱射シーンなどはもう…。

音響関係(声優陣の演技除く)。なんというか…SFっぽい音楽にしたいのか、
それとも和風テイストにしたいのか、統一感が感じられません。しかも映像とのすりあわせが
出来ていないのか、ドアを開けた音はするのに、まだ映像のドアは開いていないなどといった現状が
しょっちゅう起こります。

最後に脚本。原案を生かしたシーンを文章に起こすのが脚本家の仕事と思うのですが…、
『もうちょっと他にいいセリフないの?』と思わせるセリフがごろごろとありましたね。
特にメインキャラたちが自分の過去と戦うシーン。あそこはなかなか面白いシーンだったと思うので、
気の聞いたセリフを言って欲しかったです。

□総評
あまりにもそのクオリティの低さが話題になった本作ですが、通してみた感じでは『最悪』といったものでは
なかったですね。歴史に『if』はありませんが、この作品が他の制作会社で制作されたならば、
少なくとも『良い』以上の評価はあげていたのではないかと思います。最初の数回を見た限りでは『12年』という
構想時間も嘘のように聞こえましたが、通してみた感じではそれも多少納得の感があります。

ただ、それらを補ってあまりあるほど他の要素が酷いです。単体の回ではともかく、全体を通しての
クオリティの低さはこれを下回る作品はそうはないでしょう。もっとも、これだけのクオリティの低さがあったから
話題になったのであり、逆にこの要素がなかったら『そこそこの作品』という認識しかなかったのも事実です。
正直、複雑ですね…。

話自体には魅力を感じるので、『悪い』か『とても悪い』のどちらにするか迷ったのですが…今後こういった
アニメが登場して欲しくないと言う願いをこめてあえて『とても悪い』にしようと思います。確かにネタとしては
面白いんですが、この『出来の悪さ』はあくまでも副産物的なものであるので、それ自体を認めるわけにはいきません。
いろんな意味でアニメの歴史に深く刻まれた作品だと思います。

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注意: これはアニメ版。その他メディアのページ
ドラマ:武蔵〜MUSASHI〜

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